展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

カテゴリ:制作過程 中村( 9 )

部品

久しぶり&最後の報告です。

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(写真:つなげる部品が8個ほど並ぶ)

上のものはつなげる部品です。
ちゃんと自分の作品になってきました!
初めはやはり変に「触れる作品」を意識してしまってたようです。

市販のぬいぐるみを解体して作り直したり、市販のフィギアを使ったり、
フェルトを重ねて、幾何形体を作ったり・・

平面ばかりだと面白くないので、フェルトを重ねて
立体を作りました。
間にビースが挟んであるので、触るとふわふわと逃げる感じになります。

今2メートル半できており、目標の3メートルまでアト少し。
友人に今パーツを下請けに出しており、それが送られてきたら
またそれをもとにアレンジして仕上げます。


間に合うのがはっきりして、本当にほっとしてます!
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by hello-daito | 2010-06-29 11:35 | 制作過程 中村

途中ですが

色々なレポートの前に閑話休題。
中村の制作レポートです。

今こんな感じでできてきています。


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タイトル:「無用の長物」



侍だの、ちょんまげだの色々ありました・・・

結局説明しないで、でも触って楽しくと試行錯誤を繰り返し、
モチーフをつなぐ形に収まりました。
両手で挟むようにもって触って欲しい。
暗闇から次々と色んなものがでてくる感じにしたいとこの形にしました。

どんな風に触って欲しいのか?それも今回の大切な課題です。
(こちらが「こうして欲しい」といっても
そのとおりには触ってもらえないこと、多しです・・)


厚みや裏や横を工夫し、なるべくながーい作品にします。
今一メートルくらいできてます。
三メートルを目指します!

次回からいろんなレポートをして、展覧会へむけての
問題点を浮き彫りにしていきます。
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by hello-daito | 2010-05-20 20:15 | 制作過程 中村

刺繍案。

一応、前回あげた下絵のうち一番出来のよい一つを
大きい刺繍に。

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やっと下絵完成。これは大きくピーシングペーパーに写したものです。

人の部分だけ、刺繍や布で立体的にする予定です。


あと、ちょんまげですね。
2パターン。目も大きくはっきり作ってみました。
ロン毛の人。

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短髪の人。

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こんな風にパターンで人の顔を作って、大きめの触れる「標本」みたいにしたいです。
はっきり髪型がわかるよう、髪形だけ立体的にするつもり。
狙いとしてはアート+日本史の勉強ができるよう、
ちょんまげに絞らず、髪型の変遷をたどれるように
したいですが、今回でどこまでできるか・・・
なのでフォローとしての文章で日本史をからめた文章を作って
楽しく勉強ができるように、と今は思ってます。

イメージとしてはミナペルホネンのクッションなのです。
なので色も思い切って黒とか茶色とか使う予定です。


頑張りマス。
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by hello-daito | 2010-02-15 20:40 | 制作過程 中村

下絵のやり直し

今進めている下絵がちょっとバラバラで制作しづらくなってきました。

顔を一つ一つ作っていると
あとでまた編集が大変・・・
あと、髪型の微妙な差が触るとあんまり大差なく、
結局あんまり面白くなかった・・

触感の面白さは抽象のお2人にまかせて
私は説明ありきの面白さにもう特化してみようと思います。

なので下絵から再度考えなおしてみました。

下絵1

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川向こうのオトコとの距離を測っている図

下絵2

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山道など、平でないところの距離を測るとき、
江戸時代ではこのように巨大な車を使っていました、の図。

下絵3

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向こう岸にある木との距離を測っているところ。
こんな風にでんぐりかえって、相似形で距離を求めることもできますよ、の図。



全部お江戸シリーズ。
江戸版、トリセツのオトコで、フツーに自分の作品です。

全部わりと大きいサイズですが、
この中から2枚かできれば3枚出す方向で今製作中。

この下絵を元に絵を描き、さらに刺繍とアップリケで触れるようにします。

そう、こういう試行錯誤が必要なので
早めに今回動いています。

また進行あればご報告します。
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by hello-daito | 2010-01-20 08:57 | 制作過程 中村
中村 第二作目です。

一作目はちょっとまだまだ人前に出すには洗練が足りませんので
こちらの方がまだいい感じです。

下絵を描いて、今眉毛を入れているところ。

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(この写真は別になくてもいい。ただ眉毛を入れる工程がたんに好きなのです。)
眉毛ぼん。

一応、完成した作品。
     ↓ 
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で、これは線にこだわって刺繍したので(輪郭とか目とか全部二回づつ刺繍して
調整し、手書きのドローイングの味がでるようにしてます。)
文字も造形上いれました。
輪郭色をマルチカラーで入れてます。
この作品はすごい上等の麻布で作ってあるので
上下左右を少しほぐして、ラフな感じにしあげてもいいです。
上等な布を使うとそうしたラフさも味になってくれます。



最終形態ですが、やはり本にしてもいいな、と。

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こんな感じで市販のスケッチブックを買ってきて
そこに貼ってもいいし、
厚紙に貼っていって、最後手で本に製本にしてもいい。
このとき厚紙に柄布を張ればまた違う感じになります。

蛇腹にすると広げてみれるので絵巻モノ風になりますね。

まだまだ思案中・・・


今続々来年の予定が入ってきてまして、忙しくなりそうです。
でも制作だけはよーく練って進めます、とここで宣言!
頑張りますね。
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by hello-daito | 2009-12-25 10:08 | 制作過程 中村
ここ2,3日でばっと進みましたよー
長くなりますが、お付合いください。

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お顔をサテンステッチとアウトラインステッチとバックステッチで刺繍したあと、
(刺繍の技法解説はまた今度)
ちょんまげ部分をふわふわのフェルトでつくっていきました。

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さしてます。結構すぐ刺さります。

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眉毛も輪郭を刺繍した後、うすいグレーのフェルトで彩色。
全く絵を描くのと一緒です。


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今回悩んだのは輪郭でした。
変に太くなると困るし、
かといって、バックも無地だとさびしい。
そこでカオより一回り大きい台布を色違いでつくりました。
それが上のもの。


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そしてこれが重ねてある状態。
ぼんやり輪郭線が見えてます。

これにかわいい布をサラに重ねて・・・

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はい、出来ました。
結局造形性と実用性を両立させるために、かなり色々やることになりました。
ちょんまげ上の部分は部分的に針で押さえてあり、ふわふわですが、固定されています。



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全体の構想図。(笑)

一つの絵巻に2-4つモチーフを並べる予定。
音声シールは最後に色を選んではります。
貼る位置と大体の色は予め造形を含めて考えておくことにします。


どうでしょうか?
輪郭線がうまくいかず、苦肉の策ですが、逆に味がでました。
結構さわると面白いです。
あとはこのマキモノのモチーフが出揃ったらバランスを考えて貼り付けて完成!



次は虚無僧です!
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by hello-daito | 2009-12-17 14:54 | 制作過程 中村

材料とスケッチ

材料紹介です。

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これは材料やどうやって作るかをメモにしたスケッチブック。
左上の布は顔以外のところに貼る布の色見本です。
これも会場に展示できるようオールカラーで描いてます。

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これはハマナカの毛糸パッケージ。
中身はふわふわの羊毛です。


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これは型紙からおこしたちょんまげ部分。
下のグレーが髪の毛で、上のふわふわの羊毛が新兵器です。
この写真ではわかりづらいのですが、
自分で混色して好きな色を作れるフェルトです。


そしてこれを

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この専用ニードルで布にパンチングして一体化させます。
このニードルがすごい!自分で好きな模様を布にフェルトで
描くことができるのですよ。

1月10日のミーティングまでになんとか一つ仕上げてもっていきますね。
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by hello-daito | 2009-12-14 08:25 | 制作過程 中村

下絵とスケッチ

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今回の原画、スケッチです。
マイブームのお江戸で作成。
江戸時代ファッションショー」のようにしようかな?と思ってます。
タイトルは「OH! EDO」です。
(一応本気)



ドローイングとして展示できるようなクオリティできちんと仕上げました。
これ、結構大きいドローイングなので、展示の時見栄えしそうです。

それをもとに触れる作品のスケッチです。

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線描きにして整理。




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さらにこれは色々試した結果、刺繍をしているところ。
木綿の布に刺繍糸でサテンステッチしてます。
当初はもっと細い線でしたが(アウトラインステッチ)
線というよりは面としてスケッチしたほうが
触ったときに厚みがでて面白いので今少しづつチクチクやってます。


今回はこのお顔のパターンを元に色んな髪型をフェルトで展開し、
布作品として仕上げる予定。
特殊なフェルトも買いました。
どんな作品形態にするかのスケッチも近日公開予定です。
結局私もリングで止めてめくれるようにしようかな?


声で説明をつけます。

「これがちょんまげだよ。」とか
「江戸時代はみんな髪の毛が長かったね。」とか。

楽しくなってきましたよー


2009,12,1
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by hello-daito | 2009-12-02 11:39 | 制作過程 中村

ちょっと変えました。

書中お見舞い申し上げます。

一応タイトルが「これなーに?」
なのですが、このタイトル自体がベタすぎて気に入ってません。
誰かいい案ないでしょうか?
あんまりこのまま進むのもまずい気がしてきました。


8月は頑張って制作をしておりまして、一応自由に制作してますが、
頭のすみにいつもこの企画のことがあります。

当初は
「抽象的な形」から様々な具体物を読み取ってもらう、
もしくは
「具体的なものなのだけれど、単純化した形にして抽象的にする」
という造形的なアイディアを持ってました。

でも今ちょっと変更しようと思ってます。
みんなが知っている形、ではなくて
「見えない人がひょっとしたら一生しることのできないようなもの」
をあえてとりあげてみようかな?と。

だから「これなーに?」ではなく、「これは○○です。」という知識の泉のようなものになりそうです。

具体的にはこのドローイングです。

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これは地震を起こす原因となるプレートの説明図より作成したドローイング。
トリセツの一種ともいえます。
これを線と面にしてフェルトに刺繍し、(3まいから5まい)
あと、そこまでせずとも立体コピーでとにかくたくさんシリーズをして
「雑学の楽しみ」を提案できたら?と思ってます。
点訳ってとにかく時間がかかり知識に飢えてらっしゃるということを
お聞きしたことがあります。
あとこれならとても私らしくマニアックな作品になりそうです。
また変えるかもしれませんが・・・。


一応中村の中間報告でした。
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by hello-daito | 2009-08-24 16:02 | 制作過程 中村