展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

カテゴリ:解説( 3 )

点訳してもらいました

アクロスの照屋です。

点訳ボランティア「たんぽぽ」さんに、企画者中村さんの主旨説明を
点訳していただきました。
当初、点訳は時間と手間がかかって、さぞかし大変だろうと思っていたのですが、
今は、データの文章なら、パソコンで点訳できるできるそうで、
すぐに仕上げてくださいました。

本当に助かりました。
ありがとうございました。

a0130870_2453286.jpg

                              (点訳2枚の写真)

初めの頃、いろいろな協力者の方と、点字についてお話する中で、
見えない人、見えにくい人の中でも、点字を読める人はごくわずからしい、
という話を聞いてとても驚きました。
そして単純にも、「読めない人の方が多いんだ」と思ってしまいました。

しかし、さらに最近うかがった話により、「点字が読める」ということは
例えていうと、日本人にとっての「英語が読める」みたいなもので
長文がスラスラ読めるような人のことをさす、ということがわかりました。

ゆっくりなら読める、簡単な文章ならなんとなくわかる、
というような方はたくさんいらっしゃるそうです。

見える、見えないの間の人がたくさんいるように、
読める、読めないの間の人もたくさんいるんですね。

本展に関わるようになって、間の人の存在によく気づかされます。
[PR]
by hello-daito | 2010-06-17 11:52 | 解説

アンケート

今回の展覧会の協力者をしてくださっている
雑賀さんより貴重な意見を頂きました。


「目の見えない人が本音を言えるアンケート調査を
実施して欲しい」


と。

せっかく展覧会へ行って色んなことを感じてもなかなかアンケートを
点字で書けるような配慮は見られず、かといって
ヒアリングでは本音が書けない。

なので、本展覧会ではそのあたりも考慮して欲しいとのこと。

確かに・・ごもっともです。
ちょっと照屋さんと相談して以下のことを考えてみました。


・点字でご感想を受付、墨字にしたものをこのブログで公開。
・もしくはメールで受付、同様にここでご紹介。


の2点を考えております。
またご意見ご感想お聞かせください。

展覧会に関する簡単なアンケートはアクロスの方でご用意してくださるので、
目の見える方は是非ご記入よろしくお願い致します。

(執筆中村)
[PR]
by hello-daito | 2010-06-10 21:35 | 解説

ギャラリーTOM

アクロスの照屋です。

東京でまず訪れたのが、ギャラリーTOMです。
このギャラリーは、「手で見るギャラリー」として1984年に東京で開設されたギャラリーで
視覚障がい者が手で触って作品を鑑賞できるよう、立体や彫刻を中心に
展覧会をされています。

(会場全体の写真)
a0130870_115380.gif


ちょうど「20人の作家による“手で見る造形”展」という企画展を開催中だったので
これは、見て触っておかなくては!と勇んで訪れました。
いったい、会場までの最寄駅などからの案内や、会場内での案内は
どのようにされているのかっ!

実際は、意外なものでした。
駅から少々距離のある会場なのですが、点字ブロックが続いているわけではなく
さぞかし、あらゆる音声ガイドや点字案内が添えられているであろうと
予測していた会場内には、点字らしきものは、1つのプレートだけで、
しかもこの展覧会のためのものではなく、このギャラリーの開設コンセプトを
知らせるためのものでした。
なので、展覧会風景としては、一般のギャラリーと変わりなく見えました。

しかし、よく見るとHPの地図のページには、さりげなく
「お分かりにくいかもしれませんので、遠慮なくお問い合わせください。」
と一言添えてあったり、
会場ではスタッフの方が、作品によって説明が要りそうなら
お声がけをするなどされているそうで、より自然な形で鑑賞のお手伝いを
されているように思いました。

また、ギャラリーの方がとても親切で、私の初歩的な質問に丁寧に答えてくださいました。
そして、次の要素をもつ作品については解説がないと把握が難しいようです
とも教えてくださいました。

More 続き
[PR]
by hello-daito | 2010-06-01 18:40 | 解説