展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

カテゴリ:その他( 8 )

光島さんよりの総括 最終です。

では続きをどうぞ!

尾柳さん:
この空白の取り方が今時の現代アートの雰囲気だと
阿部さんが教えてくれました。
ぼくの作品もかなり隙間だらけですが、
ぼくのは、あまり詰め込むとわけわからなくなるからですが
そういわれて丹念に触り直すと、
形と形の間に思いがけない空白を発見しました。

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by hello-daito | 2010-08-24 10:42 | その他
光島さんの総括2

続いてメンバー編です。


中村さん:
ゆっくり触りなおして、
中村さんの本来の作品に少しだけ近づけたかと
思います。
セクシーな足と腕がヒントになりました。
ちょんまげの人や、いろんな顔。
キャラクターの人形などが、脈絡があるのかないのかわからないかたちで
次から次へと登場するというスタイルですよね。
この感じが、絵でも展開されているのだろうか?
中村さん、違ってたらごめんなさい。
(→そうですよ。by中村)

さらに、両手で挟むようにして
触ってほしいという中村さんの願いでしたが、
やっぱりぼくにもそういう触り方は出来ませんでした。
大きさが問題化と思います。
あの3倍ぐらいあれば
そういう触り方でも楽しめるかもしれません。

でもあのサイズだとどうしても
細かいところを念入りに触りたくなります。
するとどうしても指先の敏感なところを使うことになり、
手の平の感覚は無視されてしまうのです。
大きなものと小さなものを組み合わせるといいかもしれません。
その兆しは現れてましたよね。




松原さん:
説明なくても、
手触りだけで楽しめる作品だと改めて感じました。
本格的に触り出すと、
強度の問題が出てくるでしょうね。
それと、これはぼくの希望ですが、
もっと箱を深くしてはどうでしょう。
そうすると、もっと箱の中の側面にも工夫が出来るし、
手が奥の方に入り込んでいく
不安と喜びが感じられると思います。
より立体作品に近付いてほしいです。
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by hello-daito | 2010-08-20 08:24 | その他
光島さんが全員の感想を送ってくださっているので、
順にアップします。
いつものように行変え、構成は中村です。(でも本文はそのままです)

光島です。
 

まずは、ぼく自身の反省から。
プラモデルマニアの人から2000番の耐水ペーパーで磨いたら
というアドバイスを受けて、
上海から帰ってすぐに磨き始めました。
なんとウレタン塗装前の手触りがよみがえりました。
面の部分がツルツルになることで、
ラインの輪郭などもよみがえって、触ってもわかりやすくなりました。
これなら、触覚の人にも十分鑑賞してもらえると思います。



今回は、塗装をお願いしている方の職場が変わったこともあり、
十分な打合せが出来てなかったのが原因です。
触る展覧会にもかかわらず、
視覚障害者の鑑賞者を無視したような作品になってしまったことを深く反省しています。
次からは、だいじょうぶです。


それとタッチメモが意外に好評だったので、
今後は、キャプションというより作
品の一部として使うことも考え始めています。

実は、今回もそのようなことを考えていたのですが、準備不足でした。
音の取り込み方についても、
メーカーに問い合わせて新たにわかったこともあります。
次回をお楽しみに。

もう一つの反省は、
やっぱり展示作業に立ち会えなくてご迷惑をお掛けしたことです。
それにも関わらず、
おもしろい展示方法とキャプションを仕上げていただいたので、
とても感謝してます。
テーブルに沿って移動するだけですべての作品
が手に触れるというのはいいですね。


一方、あまりに連続しているので、
作家ごとの独自性が失われてはいませんでしたか?
いまだに全体的な会場の把握が出来ていないぼくには、
何か言う資格はありませんが、こぢんまりまとまりすぎてはいなかったかな
という心配があります。
これらは、感想というより質問でした。
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by hello-daito | 2010-08-18 15:21 | その他

お疲れ様でした

視力0,01に関わってくださった
方々、展覧会は無事終了いたしました。

照屋さんのレポートにもありましたように、
イベントも楽しい雰囲気の中終了し、
しゃべるのが苦手な作家さんたちもそれぞれ自分の作品について
お話してくださいました。

中村が体調を崩して寝込んでいたので、
ご報告が遅れ、申し訳ございません。

今回は触覚と視覚のどちらをも大切にした
展示を目指しましたが、
正直両立は難しかったです。
私達のチャレンジの記録はまた
過去のブログでご確認くださるとうれしく思います。
中村のわがままに付き合い、
難しいテーマに挑戦してくださった作家さんたち、
本当にありがとうございました。

またいい場所との出会い・機会があれば次回展開できればと
思います。

ブログは今後このようなテーマに挑戦なさる方の参考になればと
おいておく予定です。
またもし、0,01が活動を再開したらここに続けて記録していこうと
思っております。


ご来場くださった方達、アクロスの皆さん、視力0,01に
関わってくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
またどこかでお会いした時は、展覧会の感想などお聞かせくだされば
幸いです。



中村協子
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by hello-daito | 2010-08-10 16:16 | その他
視力0,01まで後残すところ1月となりました。

ここで番外編、「中村・照屋・光島のイケアツアー」
をご報告いたします。

なぜイケアかといいますと、イケアにて今回の展示で使用する
展示台(作業台)を購入したいと中村が言い出し、
それなら何人かいける人でいこうじゃないか、という運びとなりました。

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(写真:イケアの外観。タクシー内でパチリ。)

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by hello-daito | 2010-06-21 17:48 | その他
光島さんのアトリエから 第二回です。

ほかにも色々と触れるアートのお話をお聞きしました。

ロダンはしばしば兵庫県立美術館などで
本物を触れる機会があり、
こちらは「すごい体験!」と思っておりましたが、
光島さん曰く

「「また、出てるー」とか思ったりしてますが(笑)」

だそうで、場がわきました

なんとも贅沢な話ですが、触れる作品がそれだけ少ないということでしょうね。
鮮度のある作品に触れたいのはどこの世界も同じです!


光島さんによると、
本物と本物の説明のために作られた
アートの点字様の作品は全く異なるそうです。

例えば有名なのはモナリザを触って表現したもの。

これなどは光島さんも触ったことがあられるそうですが、
全然感動はしないそうです。
まさに「名画の説明」だそうで、
こうした経験から以前「教材を作って欲しくない」とご発言されたのでしょう。

やはり作家が作った生の作品は
触ることで非常に感動を引き起こしてくれるそうです。
光島さんのお気に入りはこちらの彫刻。ご参考までに。

ザッキン

a0130870_15294360.jpg


(上記の写真は光島さんが触ったものではありません。
兵庫県美の収蔵品に写真がありませんでした。あしからず)



長くなりましたが、
触るアートを数多く体験してこられた
光島さんならではの貴重なご意見をご紹介いたしました。



次回は中村が半年間点字講習を習っていたときの経験と重ね合わせて、
光島さんのワークショップをレポートいたします!
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by hello-daito | 2010-05-12 15:32 | その他

イベント決定!

展覧会のイベント開催が決定いたしました!


内容は

1、光島さんのワークショップ
(アイマスクと触れる作品を利用したもの)

2、光島さんとアクセスビューの阿部こづえさんの対談。
(聞き手:中村協子)



光島さんのスケジュール上、一日で二部構成することになりそうです。

一応、やっとお2人の確認が取れましたので今日はこの素敵なご報告を
して終わります。


原稿はできてるので、明日かあさってにブログの続きをアップします!
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by hello-daito | 2010-05-12 00:39 | その他
光島さんのアトリエ訪問には本当に色々と考えさせれらることが
たくさんありました。

メモを片手に少しづつ書いていきたいと思います。


本当はこの企画の意図をもう一度説明することから
始めたいのですが、ちょっときになる話があったので、これを先に。
長いお話になるので
盲学校での美術教育に関心のある方、読んでくださればと思います。
尚、今回のレポートは企画者である中村の極私的な意見となっております。
ご了承ください。


それは前回で話題になった、
「わかる・わからない」の話と関係のあるお話です。


今度のこの0,01の活動としては大阪の視覚支援学校へ
私達の作品をもっていくこと、なのですが、
そのお話を最後にちょこっと光島さんと2人でしていたとき、
気になるお話をしてくださいました。

光島さんは
「いきなり、これ(私達の作品)をもっていっても子供はよくわからんかもしれないですね。
学校による、美術の先生によると思いますよ。
だから、何か導入を(音のでる楽しい道具など)を考えてもっていったほうがいいと思いますよ」

と提案してくださったのです。

この何気ない提案、中村はとてもひっかかりました。

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by hello-daito | 2010-04-28 23:21 | その他