展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

視力0,01の展覧会レポート。(3)

前回からのつづきです。

尾柳さんは、2つの触れる作品を、アニメーションにして
会場の隅で放映しておられました。

この場をお借りして、
そのうちの1つを文章で少し説明してみようかと思います。

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 (作品の中央を横切るようにグレーの大きな岩のようなものがあります。

  そのみぎがわは、トンネルのようにぼこっと浸食されたようにあいていて
  そのなかに、みどりのマリモのような丸い大小が3つ。
    
  大きな岩のひだり上には、ピンクのにょろにょろしたものが5本。

  大岩の下には細くて青い棒が、数本ランダムに散らばっていて

  左の方に、小文字のm(エム)のようなかたちのものが2つと小さな輪が
  白とブルーのマーブルもようのボンドのようなもので表現されています。)



これらの1つ1つのパーツがアニメーションでは
生きているようにある規則を持って、動いていました。

みどりの大小の丸いものは、大きくなったり小さくなったりしながら
大きな岩のまわりをくるくる転がり、遊んでいるように見えました。

下の青い棒は、小さな魚がまさに群れて動いているように
トンネルに向かって移動し、吸い込まれていきました。

マーブルもようの"m"たちは、子馬がぱかぱか歩くように動いていました。

・・・・全てが、トンネルの中から大岩に吸い込まれたあと・・・・・、

それまで隠れていた、左上のピンクのにょろにょろが
なぜか、岩の上からもそもそと、5本出てきて
湯気のように立ちのぼりました。

その映像が繰り返し、繰り返し、放映されていて、

その色んな動きに魅せられて、しばらく、
見続けてしまう感じでした!☆

展示している動かない作品が、別の所では意志をもったように動いている、
という見せ方も、トテモ面白く、

子供達も、もとの作品を発見した時に、すごく嬉しそうでした。
(そして、発見したコは、めっちゃ得意げでした!☆)

このような楽しみを、目の見えない方と、共に楽しめるように
するには、どうしたらいいのかなぁ〜、
ということも、考えさせられたりもしました。


ちょこっとだけ
と言いながら、やっぱり長くなってしまいました・・。

(Haruhi)
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by hello-daito | 2010-08-16 00:17 | 会場