展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

記憶ー光島さんのアトリエよりー

随分話は前後するのですが、光島さんのアトリエ訪問
で感じたことの続きです。
(すいません、中村の展覧会が入り、間があいてしまいました・・。
 申し訳ありませんでした)


以前(3年ほど前)中村はアクロスのある大東市にある点字サークルにて
点字を習っていたことがあります。
正確には点字サークルに入るための基礎講座のようなもので、
大東市の施設内で半年ほど講義をゼロから受けました。





その時に色々と目の不自由な方が困ること
ー健常者には思いもよらないことーを講師の方がお話してくださり、
面白かったことが多々ありました。

中でも一番記憶に残った話は「地図」の話です。

目がみえないことで困ることの一つに、
全体を記憶しておかないと全体像が
把握できないことがあるというお話でした。

例えば、指である駅の構内地図をなぞるとします。

まず、切符売り場、次に改札の位置をなぞる。
次に階段を、次にエスカレーターを、次に駅のホームをなぞる。
そして電車に乗る位置まで地図をたどった頃には
どこに改札があったかを手の感覚でその場所を覚えていることは
非常に難しいというお話でした。


目でみて把握する分には駅の構内というのはとても小さな範囲です。
しかしその小さな範囲ですら、
指先でなぞって、頭で記憶したまま全体像を
把握するというのはとても難しい。

見えている人が全体像の把握に記憶ではなく、いかに視覚をつかっているか
という点からもとても面白いお話でした。

そしてこの大変を光島さんが
アトリエ訪問時に私達に体験させてくださったのです!

詳しくはワークショップ前なので書けませんが、
A4サイズに描かれた駅の絵が、光島さんのお声のガイドによって、
とほうもない大きさに感じました。


是非、ワークショップ(8月1日1:30からです)
に参加して、体験してみてください。
本当に面白い体験ができます!

光島さんのお持ちのワークショップネタの中でも
かなり評判のいいものだそうですよー


(執筆中村)
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by hello-daito | 2010-06-24 22:49 | 訪問