展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

投稿1

投稿のご意見をご紹介させて頂きます。

まず一通目は画家のフナハシさん。
光島さんと2人展をなさったこともおありです。
フナハシさんのHPはこちらです。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/funya/eiji2/

是非、作品もごらんになってくださったうえで
文章をあわせてお読みになってくださいませ。

以下フナハシさんの文章となります。


みなさんのやりとりを読んで、「見えている」ということの意味を突きつけられてい

るように感じました。



見える人が、いかに概念だけでものを見ているかということ。



たとえば、山の話が出ていましたが、「ああ、この絵は綺麗な山が描いてある」と認

識できて安心して通り過ぎることができる。また、そういう自由もあるということで
すね。



こういうことは美術にあまり関心のない人にとって、案外多いのではないかと思いま
す。



でも、実際に山に登ってみるとその綺麗な山の印象がずいぶん違ってくるはずと思い
ます。



「見えない人」と「見える人」と一緒に山に登る経験をして、その印象を語りあった
ら山の互いの感じ方が同じ部分もあるし、

また違いなどもあるかもしれません。



何が描いてあるかどうかが分かるということは、「見える(てた)人」にとっては安
心感がありますよね。

「見える」絵描きは、そういう共通概念を利用して描いているので、時には鑑賞者の
安心感を裏切ることもあると思います。

作者としては、快感でもあります。



今回の展覧会の視点が「見える(てた)人」の共通概念を前提としているように思え


のが気になりました。



「見える人」の概念を突き崩すような作品を期待しています。
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by hello-daito | 2010-03-20 00:53 | 主旨 説明