展覧会・『視力0,01』ができるまで


by hello-daito

光島さんとの往復書簡2

往復書簡2です。

もし、ここから読まれた方は是非前回の記事、
「光島さんとの往復書簡1」へ戻って
そこからお読みくださいませ。



以下、私の出した返信メールとなります。



光島貴之様

この度はお世話になります。

先日頂いたメールの内容を(できれば全文)
ブログでアップしたいと考えております。
とても貴重なご意見だと思います。

作品をどう作っていくかについては
意見がわかれたとしてもそれ以前に、
「説明」であるものと、「説明のつかないもの」、
アートは後者であって欲しいという光島さんの願い・熱意が
とても伝わる文章です。







私もアートは説明ではいけないと思っています。
ではなぜ教材か?と申しますと、
普通は単なる説明用として作られるものが
美術作家の手を通すことによって
説明をはみ出していくことがとても面白いと思っています。

また、私は普段の生活で割合自由な作品を作っており、
そのこともあってこういう普段と異なる試みでは
わざと自分に既成を設けその中で逆に自由さを出していければ
と思っていたところもあります。

ただ、反省点として、結局教材としてのはみ出しが
目の見える人にしかわからないのであれば
それはやはり単なる教材にしかならないのでは?
と光島さんのメールを読んで考えさせられました。

今、また少し考え中です。
思い切って変更する予定でおります。

こういったことは光島さんのブログとあわせて
掲載したいと考えております。


あと、もう一点。

「わからないものを求める」姿勢に触れて、
やはり光島さんは作家さんだなーと思いました。
(私もわからないものを求めるので、よくわかります)


しかし、今回の会場はいわゆる美術館でもなければギャラリーでもなく、
市民会館のような場所で一般の方のための場所なのです。
また、今回はそれを前提とした企画となっております。
美術にあまり触れていない一般の方は「わからない」ものに関しては
敬遠してしまいがちです。
ですので、アクロス側の主旨としてもあまり現代アートっぽいものは
してほしくないとのことです。

そういった点をきちんとご連絡しておりませんでした。
申し訳ございません。


またお時間のある時にご連絡くださいませ。


中村協子


以上となります。
このメールを読んでくださった光島さんはひとまずは納得してくださったようです。

また4月にメンバーと光島さんでお会いし、
できた作品も触っていただいてお話をする予定でおります。


その様子はまた随時アップしていきます!
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by hello-daito | 2010-03-07 15:37 | 主旨 説明